広島地方気象台は1日午前11時32分、広島県に大雨に関する気象情報を発表し警戒を呼び掛けています。
広島県では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があります。2日昼前にかけて土砂災害に警戒してください。また、1日昼過ぎにかけて浸水害に、1日夕方にかけて河川の増水や氾濫にも警戒してください。
【気象概況】
梅雨前線が華中から対馬海峡、山陰を通って北日本にのびており、前線上の低気圧が北海道付近を北東へ進んでいます。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、広島県では大気の状態が不安定となっています。
前線は2日にかけて中国地方付近に停滞するため、引き続き2日も大気の状態が不安定な見込みです。
【雨の実況】
降り始め(6月29日20時)から7月1日11時までの降水量(アメダスによる速報値)
廿日市津田 177.0ミリ
広島市中区 127.5ミリ
北広島町都志見 119.0ミリ
【雨の予想】
1日昼前は局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。1日昼過ぎからは中国地方への暖かく湿った空気の流れ込みがやや弱まるため、雨の降り方も午前中に比べ弱まる見込みですが、2日は再び暖かく湿った空気の流れ込みが強まり、2日未明から昼前にかけて激しい雨の降るおそれがあります。
1日に予想される1時間降水量は多い所で、
南部 30ミリ
北部 30ミリ
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
南部 30ミリ
北部 30ミリ
1日12時から2日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
南部 120ミリ
北部 120ミリ
その後、2日12時から3日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
南部 50ミリ
北部 50ミリ
【防災事項】
土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に警戒してください。
落雷や突風に注意してください。
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