梅雨前線の影響で西日本では7月1日朝から記録的な大雨となり、滋賀県では警戒レベルが最高の緊急安全確保が出ています。

この後も西日本では大雨災害に厳重な警戒が必要です。

午後2時ごろの滋賀・米原市では、大雨の影響で土石流が発生していました。

米原市では6月30日から続く雨が、午前10時ごろ強まり、1時間に23.0mmの強い雨を観測。

午前11時ごろに緊急安全確保が発令されました。

また大分・日田市では、1時間に65.0mmの非常に激しい雨が降りました。

この大雨の影響で川の水位が急激に上昇し、福岡・久留米市を流れる隈上川と山口市の仁保川で氾濫危険情報が発表されています。

北九州市では道路の冠水による被害も。

車が水没した男性は「急にハンドルが効かなくなって(車が)浮いた状態になった。泳ぎながら出てきました」と話しました。

九州北部を中心に土砂災害警戒情報も出ていて、広島県内では、土砂崩れや倒木も起きています。

2日正午までに予想される24時間雨量は、いずれも多いところで九州北部で180mmなどとなっています。

今後も西日本を中心に大雨のおそれがあり、土砂災害や川の氾濫に警戒が必要です。

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