北海道南部の森町から豊浦町までを走っていたトラックから可燃性ガスのボンベがなくなり、5日後の7月2日、発見されました。国道沿いの交差点付近に転がっていて、ガス漏れはありません。

 一時紛失したのは、ガス溶接や金属を切断する際に使う、可燃性高い「アセチレンガス」のボンベです。

 6月27日午前2時ごろ、トラックを運転していた40代の男性が「道路に何か落下しているという通報ないですか。ボンベを走行中に失くしてしまったかもしれません」と警察に通報しました。

 警察によりますと、紛失していたガスボンベは薄茶色で高さが約1メートル。直径は約50センチで重さが約40キロあり、「アセチレン」と書かれていました。

 男性運転手は26日にガスボンベを載せて函館方面を出発。同日午後7時ごろ、森町のコンビニの駐車場でガスボンベがあることを確認していました。

 2時間後の午後9時ごろ、豊浦町の線路の工事現場に到着し、1本なくなっていることに気づきました。

 男性は一人で約5時間ほど付近を探しましたが、見つからず、警察に通報。通報を受け警察が捜索していましたが、発見されていませんでした。

 ガスボンベは通報から5日後の7月2日、豊浦町の国道37号と道道609号が交わる交差点付近で見つかりました。

 発見したのは、男性が務める事業所の従業員。最後にガスボンベを確認したコンビニから工事現場までを事業所が総動員で捜索していました。

 警察によりますと、ガスボンベに大きな損傷はなく、ガス漏れもありませんでした。

 警察は紛失した原因を調べています。

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