2023年、警察へ届け出があった認知症の行方不明者数が約1万9000人にのぼり、過去最多となったことがわかりました。

警察庁によりますと、2023年の1年間に届け出があった認知症の行方不明者数は1万9039人で、前の年から約300人増え過去最多となりました。

2023年に無事に見つかった認知症の行方不明者は、2023年より前に届け出があった人を含め、1万8221人でした。ほとんどの行方不明者が届出が受理された当日から3日までに無事に見つかっていますが、553人が遺体で見つかっています。

一方、全体の行方不明者数のなかでは10代が1万7732人と最も多く、前年から約2700人増えました。

届け出の際に聞き取った原因・動機は「家庭関係」が約3割でした。

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