6月27日、高松市の路上で面識のない男性に暴行を加え転倒させ、その場に放置した疑いで、市内の飲食店経営の男が7月4日に逮捕されました。男性は放置された後、車にひかれました。

傷害と重過失傷害の疑いで逮捕されたのは、高松市塩江町に住む飲食店経営、中井圭太容疑者(57)です。

警察の調べによりますと、中井容疑者は、6月27日午前3時10分ごろ、高松市古馬場町の路上で、男性(63)の顔面を1回殴り転倒させ、全治不明の急性硬膜下血腫と脳挫傷の傷害を負わせたうえ、その場に放置して立ち去った疑いです。

男性はその後、車にひかれ、右足に全治不明の関節開放骨折のケガをしました。命に別条はないということです。車の運転手から警察に通報があり、防犯カメラの捜査などから犯行が特定されました。

2人に面識はなく、警察の取り調べに対し中井容疑者は、「間違いありません」と容疑を認め、「相手の男がしつこく絡んできて話にならなかったので、腹が立って暴力をふるいました」と話しているということです。

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