他人の勤務状況を不正に覗き見た疑いの福島県浪江町の職員は、別のシステムにも不正アクセスしていた可能性があることがわかった。

7月4日送検された浪江町の職員、鈴木祐一容疑者(64)は、他の職員のIDとパスワードを使って役場の勤務管理システムに不正にアクセスし、他人の勤務状況を覗き見た疑い。鈴木容疑者は容疑を認めているということだ。

捜査関係者によると、勤務管理以外のシステムも不正にアクセスされた可能性があり、容疑者は複数の職員のIDなどを使って犯行に及んだとみられている。
町は「町民の個人情報の漏洩はない」としていて、事実関係を確認した上で処分する方針だ。

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