4月5日、中学3年生の男子生徒が自殺し、教育委員会はいじめが原因の疑いがあるとして、調査を始める方針を明らかにした。

福岡・田川市の市立中学校に通う3年生の男子生徒が、4月5日の始業式の日に自殺した。

この生徒は、いじめを訴えた時点からの欠席日数は、国が「いじめ重大事態」の目安とする年間30日を大きく超える64日だった。

学校は、いじめを把握していたが「重大事態」に認定せず、自殺した日まで教育委員会に報告していなかったという。

この中学校では、市教委が調査したところ、「重大事態」に該当する事案がほかに3件発覚したという。

教育委員会は、すべて「重大事態」に認定するとともに、当面、学校内で調査を進めるとしている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。