新型コロナの無料検査事業で、大阪府から補助金をだまし取った罪に問われた歯科医師ら3人が、初公判で起訴内容を認めました。

歯科医師の貝田勝之被告(63)ら3人は、大阪府の新型コロナの無料検査事業で、検査数を大幅に水増して申請し、補助金・計約5億4300万円をだまし取った罪に問われています。

初公判で3人はいずれも起訴内容を認め、貝田被告は「共犯者に事業を任せていたので、不正がここまで大きくなっているとは思っておらず、深く反省しています」と述べました。

その後の冒頭陳述で、検察は「水増しの相談を受けた貝田被告は賛成して、カルテ記載の個人情報の利用も了承した」と指摘しました。

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