佐賀市と小城市にある消防団の格納庫から発電機2台を盗んだとして逮捕された、20代の消防団員を佐賀地検は窃盗などの罪で起訴しました。

4日付けで佐賀地検に起訴されたのは、佐賀市富士町に住む無職の消防団員杉山鉄陛被告27歳です。
起訴状などによりますと、杉山被告はことし4月から5月にかけ、小城市と佐賀市の消防団の無施錠だった格納庫に侵入し、時価2万円から2万4千円相当の発電機を1台ずつ盗んだとして、建造物侵入と窃盗の罪に問われています。
また、盗んだ発電機をリサイクルショップで売却した疑いで逮捕された杉山被告の妻は、処分保留で釈放され、警察が任意で捜査を続けています。

これまでの調べに対し、杉山被告は「間違いありません」と容疑を認めていますが、被告と妻が県内外で売却した発電機の台数はあわせて46台とみられ、警察が余罪を調べています。

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