近畿大(大阪府東大阪市)は18日、東大阪キャンパス(同市)の教室で8日に天井ボードが落下する事故があったと発表した。頭部にボードが直撃した学生が軽傷を負った。ボードは20年以上前に改修されたもので、近大は経年劣化が原因とみて、キャンパス内の点検を進める。
近大によると、8日午前10時35分ごろ、東大阪キャンパス17号館3階の301教室で石膏(せっこう)ボード(縦90センチ、横180センチ)が2枚落下した。理工学部3年の男子学生の頭部と、男子学生らのノートパソコンに当たり、パソコン3台が破損した。当時は休み時間だった。
落下した天井は平成15年に改修。令和4年の外部業者による定期点検で異常は確認されなかったという。近大は今年6月末までに17号館の天井を改修するとともに、東大阪キャンパスの全教室を点検する予定。
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