福島県福島市は7月5日、ふるさと納税の返礼品を配送する手続きのなかで、個人情報の漏えいがあったと明らかにした。
漏えいが発覚したのは7月3日で、福島市がふるさと納税に関する業務を委託している「福島市観光コンベンション協会」が、寄付者から返礼品の配送先変更を受け付けた際、変更完了のメールに、この寄付者と同姓同名の別の寄付者の個人情報を記載してしまった。
メールを受け取った寄付者から連絡を受けて発覚したもので、別の寄付者の氏名や住所、電話番号などが記載されていたが、経緯を説明してメールを削除してもらうなどして、これ以上の漏えいはないという。
福島市は業務委託先に対し、寄付者の情報を照合する際には、名前だけでなく生年月日など複数の情報を合わせて確認することなどを指導したということで、再発防止に努めたいとしている。
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