中学校のプールで水泳の授業中に小学生が溺れ死亡した事故を受けて、今年度(2024年度)高知市立の小中学校で水泳の授業が中止となりました。

7月5日、高知市の長浜小4年の男子児童が近くの南海中学校で水泳の授業中に溺れ、その後、死亡しました。長浜小のプールは故障していたため、より深い南海中のプールで授業が行われていました。

「黙とう」

7日、高知市で開かれた臨時の校長会には事故の起きた長浜小以外の小中学校の校長など60人が出席しました。会では高知市の松下整教育長が各校の校長らに、今年度(2024年度)の校内プールの使用中止を求め、反対意見は無かったということです。
これにともなって高知市立の小中学校では、今年度(2024年度)水泳の授業を中止することを決定。またプールを使用する学校行事や地域の行事なども中止となる見込みです。

松下整高知市教育長 
「第三者の方から見ていただいた検証が必要。それが無い限りやはり私としては安心して授業を行ってもらうことができないというお話をさせていただきました」

高知市によりますと今後、第三者検証委員会を設置する方針です。

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