高知市立小学校4年の男子児童が水泳の授業中にプールで溺れて死亡した事故を受け、市教育委員会は7日、臨時の校長会を開いて対応を協議した。松下整教育長は記者団に、プールのある小中計54校を含む市立学校での本年度の水泳授業を中止すると明らかにした。第三者委員会による事故の検証が終わるまで続ける方針。

松下氏は「検証がない限り、安心して授業ができない。監視体制など、授業の在り方を並行して考えたい」と話した。授業の中止は校長会で要請した。

男児は5日、市立中のプールで授業中に溺れているのが見つかり、救急搬送された。通っていた長浜小のプールは設備の故障で使えなかった。

長浜小は6日に予定していた保護者会を急きょ取りやめた。正式な謝罪と説明を受けていないと遺族から指摘を受けて延期したという。〔共同〕

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