中国政府が関与しているとされるサイバー攻撃に対処するため、警察庁はアメリカなど7カ国と注意喚起の文書に共同署名しました。

サイバー攻撃集団「APT40」は中国の国家安全部が関与しているとされていて、官公庁をターゲットに防衛関連情報などの国家機密を狙っているとみられています。

警察庁は「APT40」によるサイバー攻撃に対処するため、アメリカやオーストラリア、イギリス、韓国など7カ国と攻撃の手法を明らかにし、注意喚起を促す文書にきょう共同署名しました。

「APT40」をめぐっては、これまで国内では化学系の重要インフラや企業などに対し攻撃があったとされていますが、被害は確認されていないということです。

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