政府は9日の閣議で、8月10日に定年退官する戸倉三郎最高裁長官(69)の後任に、今崎幸彦最高裁判事(66)を起用する人事を決定した。任期は2027年11月まで。

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新たに大阪高裁長官の平木正洋氏(63)と東京高裁長官の中村慎氏(62)を最高裁判事に任命することも決めた。深山卓也最高裁判事(69)が9月1日に定年退官するのに伴う人事。平木氏は8月11日以降、中村氏は9月2日以降に発令する予定。

平木 正洋氏(ひらき・まさひろ)85年(昭60年)東大法卒、87年判事補。東京高裁部総括判事、東京地裁所長を経て23年4月大阪高裁長官。兵庫県出身、63歳。
中村 慎氏(なかむら・まこと)86年(昭61年)京大法卒、88年判事補。水戸地裁所長、最高裁事務総長を経て22年6月東京高裁長官。大阪府出身、62歳。

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