有名人になりすましたニセ広告をめぐり、実業家の前澤友作さんがフェイスブックの運営会社などを訴えた裁判が始まりました。
SNS上では、有名人の写真や名前を無断で使用する「ニセ広告」による詐欺被害が相次いでいます。
なりすまし被害を訴えている前澤さんは、「氏名や肖像を無断で使用した広告を許可していることは肖像権の侵害」と主張し、フェイスブックを運営するアメリカのメタ社と日本法人に、広告の掲載差し止めと損害賠償を求める訴えを起こしています。
9日の裁判で、前澤さん側は、ニセ広告が掲載された場合はすぐに削除するよう訴えた一方、メタ社側は、請求を退けるよう求めました。
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