７月１０日の朝早く、岩手県奥州市の段ボール工場で建物２棟を全焼する火事がありました。
焼失面積は８５００平方メートルに達しています。
１０日の午前６時ごろ、奥州市の水沢工業団地にある「鎌田段ボール工業」から「茶色の煙が出ている」と、通りかかった人から消防に通報がありました。
火は約９時間後にほぼ消し止められましたが、鉄骨造り２階建ての「工場棟」と、隣接する木造２階建ての「休憩棟」の２棟合わせて８５００平方メートルあまりを全焼しました。
また、道路を挟んだ場所にあるこの会社の倉庫の一部も焼けました。
消防によりますと出火当時、火元とみられる工場棟に人はおらず、この火事によるけが人はいませんでした。
警察と消防が出火原因を詳しく調べることにしています。
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