重度心身障害や筋ジストロフィーの患者が入院する病院で、虐待の疑いです。

三重県の国立病院機構鈴鹿病院によりますと、匿名の通報に基づく調査で、複数の医師や看護師らが障害のある患者に対し、「ダンゴムシみたい」「おまえはゴミ」などの暴言を吐いていたことがわかりました。

虐待が疑われる行為は、2023年1年間で患者25人に対し36件確認され、少なくとも8人の医師や看護師が関与していました。

病院は問題を把握した後も障害者虐待防止法で義務付けられた自治体への報告をしておらず、取材に対し「認識や判断が甘かった。再発防止に取り組んでいく」とコメントしています。

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