(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時30分現在

◆きょう12日(金)の気温
 苫小牧は最低気温も18.9℃で、今年一番の蒸し暑い朝となりました。
 日中の気温は、前日より少し低い所が多くなりましたが、
 足寄町は30.4℃まで上がり、十勝地方は、暑さが厳しくなりました。

◆PM2.5
 札幌市のPM2.5は、きょう12日(金)午前10時に57マイクログラムを観測しました。
 健康を維持するための環境基準が一日平均35マイクログラムで、
 一時的ではありますが、上回っています。
 原因は、シベリアの森林火災が続いていて、
 煙が風に乗って、北海道の上空に流れ込んでいると見られます。
 連休もPM2.5が多いため。空がかすんで見えることもあるでしょう。
 呼吸器などに疾患がある方は、マスクをしたり、
 屋外での激しい運動は控えたほうが良さそうです。

 ※ PM2.5観測値の画面表示は午後10時となっていますが、正しくは午前10時です。

◆3連休の予報
 ・13日(土)
 道北やオホーツク海側は雲が多く、午後は雨の所があるでしょう。
 特に、山沿いで、崩れが大きくなりますので、山のレジャーは気を付けて下さい。
 晴れる所でも、極端な暑さはなく、札幌は最高気温でも24℃で、しのぎやすいでしょう。
 ・14日(日)
 全道的に青空が広がるでしょう。
 夕方以降は、札幌周辺で、雨雲がかかりそうです。
 夕立に気を付けて下さい。
 ・15日(祝・月)
 変わりやすい天気で、晴れていても、にわか雨の可能性があります。
 特に、札幌周辺は、道東で、天気が崩れやすくなりますので、
 外出は、雨具をお持ち下さい。
 全道的に気温、湿度ともに高く、蒸し暑くなるでしょう。

◆全道の週間予報 13日(土)~19日(金) 
 週明けにかけて、気温も湿度も上がり、
 15日(祝・月)の旭川は気温が30℃まで上がりそうです。
 海の日の行楽は、熱中症にも気を付けて下さい。
 来週も、晴れる所が多くなりますが、
 後半は、発達した低気圧が通過するため、予報が変わる可能性があります。

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