県内では15日昼過ぎにかけ局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。土砂災害などに厳重な警戒が必要です。
【リポート・長島記者】
「午前10時すぎの佐賀市です。30分ほど前から断続的に強い雨が降っています。コンビニエンスストアでは浸水対策のため入口に土嚢を準備しています」
気象台によりますと、対馬海峡に停滞している梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となっています。
このため、県内ではあすの昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。
現在、県内では大雨警報や洪水警報が出ている地区があり、武雄市・嬉野市・鹿島市には土砂災害警戒情報が発表されています。14日予想される雨の量は多いところで1時間で60ミリ、15日正午までの24時間では200ミリとなっています。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。
この雨の影響で現在、西九州新幹線は武雄温泉・長崎間で運転見合わせ。JR長崎本線の鳥栖ー長崎間と、佐世保線の江北ー佐世保間も運転を見合わせています。
佐賀空港発着の空の便は遅れがでているものの、欠航の予定はないということです。
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