愛媛・松山市で起きた土砂崩れ。
現場近くのマンションが被害の大きさを物語っています。

大きくゆがんだ窓のフレーム。
直径30cm、長さ4メートルほどの木が、窓ガラスを突き破り、部屋に流れ込んでいます。

発災直後の12日午前5時ごろ、住民が撮影しました。

4階以上の住民は帰宅が可能になりましたが、3階以下は大きな被害を受けていて、家の中は家財道具などが散乱したままです。

一方、15日に部屋の住民が一時帰宅した際に撮影した映像では、発生から4日目、木は今も部屋に突っ込んだままで、部屋の壁は壊れ、鉄筋もむき出しになっています。

マンションでは、裏手の立体駐車場は西側半分が完全につぶれています。

10階の住人・矢田共行さんは「あそこまで木が上がってきた、あれが8階」と話します。

マンション10階の住民は、電気は復旧したものの、水道は使用できない状況が続いていると困惑の表情を浮かべていました。

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