北海道東部、浜中町の中学校教師が飲酒運転して検挙されていたことが7月16日、分かりました。

 浜中町教育委員会によりますと、町立中学校の20代の男性教師は7月14日午後4時から翌15日午前2時までの10時間にわたり、釧路市の繁華街の飲食店4軒で、同じ学校の職員4人と酒を飲みました。

 釧路市と浜中町は約80キロ。車で1時間半かかります。

 男性教師は同僚と別れ、飲食店近くの駐車場に停めていた自分の車で8時間ほど仮眠。浜中町の自宅に帰ろうと、駐車場を出て300メートルほど運転したところで、警察に呼び止められ呼気検査を求められました。

 検査の結果、教諭の呼気からは基準値の0.15mgを上回る0.2mgのアルコール濃度が検出され、検挙されました。

 男性教師は飲食店で酎ハイを6杯飲んでいました。16日朝、学校に報告。「酒が抜けていると思っていた」と話しています。

 現在、自宅待機となっていて、町教委は今後、道教委と協議して処分を検討するとしています。

 町教委の佐藤健二教育長は「全道一丸となって飲酒運転の根絶に取り組んでいる中、大変遺憾であり、心よりおわび申し上げ、厳正に対処します」とコメントしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。