少女2人の体を触り、その様子を撮影したとして不同意わいせつなどの罪で起訴された元消防士の男の初公判が開かれ、男は「間違いありません」と容疑を認めました。運動クラブの教え子への犯行だったということです。

起訴状などによりますと、佐賀消防署に勤務していた元消防士の原田三善被告51歳は今年5月、佐賀市の公民館で面識のある13歳未満の少女2人に体を触るなどのわいせつな行為をしたほか、その様子をスマートフォンで撮影したとして不同意わいせつと性的姿態等撮影罪に問われています。
17日、佐賀地裁で開かれた初公判で、原田被告は「間違いありません」と容疑を認めました。

冒頭陳述で検察側は、原田被告が小中学生に指導する運動クラブの合宿中、夜に保護者との飲み会を抜け出し子どもたちが寝る部屋で犯行に及んだと指摘しました。
また、証人尋問では妻が出廷し、「夫を人生をかけて支える」と涙を流して訴えました。次回の裁判は7月5日に行われます。

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