17日、長野県木曽町のダムに車が転落し運転していた専門学校に通う女性が死亡した事故です。女性を助けようとダムに入ったまま行方不明になっている男性職員の捜索が行われましたが、18日も発見には至りませんでした。

(記者リポート)
「男性が行方不明となっている木曽川下流では、警察によるボートでの捜索が行われています」

行方不明の男性の捜索。ダム周辺や木曽川の下流で水中ドローンなども使って行われました。

この事故は17日木曽町の黒川ダムに軽乗用車が転落。運転していた看護専門学校に通う27歳の女性が死亡したものです。

女性は事故直後、「ダムに落ちた」などと専門学校に連絡し、複数の職員が現場へ向かいました。このうち事務長の赤羽一訓さん64歳が救助のためダムに飛び込んだまま行方が分からなくなっています。

18日の捜索は警察や消防などおよそ100人態勢で行われ、範囲も木曽川の下流にまで広げました。午後5時まで行われましたが、発見には至らず手がかりも見つかっていないということです。

捜索を見守る事務長の知人もー。

事務長の知人:
「みんなに慕われてね。助けるため飛び込む、性格そのままですね。早く見つかってほしい」

捜索は19日9時から再開する予定です。

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