愛媛県松山市の女性がSNSを通じて知り合った相手に親近感を持ち、持ちかけられウソの投資話で、現金と暗号資産あわせて約1160万円分をだまし取られました。警察は被害届を18日に受け、SNS型のロマンス詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは松山市に住む無職の50代女性です。
警察の調べによりますと女性は5月下旬、SNSを通じて知り合い親近感を持つようになった日本人を名乗る男からウソの暗号資産の投資を持ちかけられ、6月に紹介されたアプリをダウンロード。指定された口座に10万円を振り込んで利益が出たため、信用するようになり、さらに50万円を振り込んだほか約650万円相当の暗号資産を取引所に送金しました。
その後に女性が暗号資産を引き出そうとしたところ、税金の前払い費用などを要求され、約450万円相当の暗号資産を送金しだまし取られました。
警察は暗号資産の仕組みが分からないのに、相手からの「必ず儲かる」などの甘い言葉に注意するよう呼びかけています。
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