京都市で82歳の男性が殺害された事件で、京都地検は逮捕された自衛官の男を鑑定留置した結果、起訴したと発表しました。

■「誰でも良かった。逮捕されなければまた人を殺すつもりだった」

陸上自衛官の水島千翔被告(21)は去年12月、京都市東山区のマンションで、住人の岡田好次郎さん(82)の背中を刃物のようなもので、複数回刺すなどして殺害した疑いで逮捕されました。

水島被告は警察の調べに対し「誰でもよかった」と容疑を認め、「逮捕されなければまた人を殺すつもりだった」という趣旨の供述もしていました。

京都地検は、水島被告の刑事責任能力を調べるため、「鑑定留置」を去年12月から今月15日まで行っていましたが、19日付けで殺人と銃刀法違反の罪で起訴したと発表しました。

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