愛媛・松山市で3人が死亡した土砂崩れ。
専門家グループが崩れた山の斜面を現地で調査しました。
この土砂崩れでは、ふもとの住宅に住んでいた平岡啓吾さん、妻の春枝さん、息子の謙次さん(49)の親子3人が死亡しました。
春枝さんは2年ほど前から足が不自由になり、謙次さんが両親の介護をしていたということです。
平岡謙次さんの友人・大西英之さん:
よく「親の用事でちょっと買い物に行ってます」とか、そういうことはよく言っていたので、両親を大事にしてるんやなという印象はありましたね。
20日、専門家のグループが初めて崩れた斜面を現地で調査しました。
愛媛大学・森伸一郎特定教授:
いわゆる盛り土のうち、「旧盛り土」(江戸時代から昭和の前半)に埋められた盛り土が、ずいぶん締まって固くなってはいるが、それらがズレ落ちていて。
調査では、松山城のある山で、古くに造成されたとみられる盛り土が、ずれ落ちていることがわかったということです。
今後も調査は継続されます。
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