犯罪収益をマネーロンダリングしていたグループが摘発された事件で、組織のトップ2人が再逮捕されました。

自称会社役員の石川宗太郎容疑者(35)と山田浩輔容疑者(39)は2023年、実態のないペーパーカンパニーを設立し、入金された違法なオンラインカジノ「DORA麻雀」の賭け金約7000円を、他の資金と混ぜて別口座に送金した疑いなどで再逮捕されました。

警察は2人の認否を明らかにしていません。

石川容疑者がトップ、山田容疑者がナンバー2とみられる「リバトングループ」は、傘下に約500のペーパーカンパニーがあり、4000以上の法人口座を管理してマネーロンダリングを繰り返していたということです。

グループの名称は石川容疑者の「石」と「川」をそれぞれ英語にした、「ストーン」と「リバー」からきているということです。

この事件では6月までにグループ代表格の男ら13人が逮捕されていて、警察は石川容疑者と山田容疑者を7月3日に公開手配し、9日にドバイから日本に帰国したところを逮捕していました。

一方、同じく公開手配されている池田隆雅容疑者(38)は現在も海外にいるとみられ、警察が情報提供を呼びかけています。

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