兵庫県明石市の花火大会で、11人が死亡した歩道橋事故から23年となり、遺族や関係者が祈りを捧げました。
明石市の歩道橋では21日午後9時前、事故で家族を失った人たちが慰霊碑に手を合わせました。2001年7月21日、明石市が主催する花火大会で、歩道橋が異常な混雑状態となり転倒事故が発生しました。市や警察などのずさんな警備体制が原因で、11人が死亡、247人が重軽傷を負いました。
【当時2歳の次男を亡くした下村誠治さん(66)】
「ここへは謝りにしかきていない。人に優しい社会にすることがこういう事故を生まない社会になると願っている」
事故から23年。遺族は「再発防止に協力したい」としています。
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