気象庁は22日、前線や低気圧の影響で、西日本から東日本で同日の夜遅くにかけ、雷を伴った激しい雨が降る所があると注意を呼びかけた。

気象庁によると、前線を伴って北日本付近を通過する低気圧に、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込む。日中の気温上昇の影響も加わり、大気の状態が非常に不安定になるとしている。

また、20日に発生した台風3号は強い台風に変わり、フィリピンの東を北寄りに進んだ。今後、さらに発達しながら北上し、24日から25日にかけて非常に強い勢力で沖縄に接近する見込み。先島諸島では警報級の大雨や高潮になる恐れがある。

台風3号は午前9時現在、中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。

〔共同〕

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