２０２４年５月、岩手県岩泉町の郵便局で、口座から貯金を下ろすための客の書類を改ざんし現金数十万円を盗んだ疑いで局員だった３８歳の男が７月２１日、警察に逮捕されました。

有印私文書変造と窃盗の疑いで逮捕されたのは、岩泉町の岩手大川郵便局の元主任の３８歳の男です。

警察によりますと、男は２０２４年５月２１日、窓口業務中客の貯金の払戻請求書に金額の桁を書き足して多く引き出し、差額の現金数十万円を盗んだ疑いがもたれています。

取り調べに対し男は容疑を認めているということです。

男は同様の手口で４人の客の金合わせて１６３万円を着服したとして、７月１０日、日本郵便から懲戒解雇されています。

会社からの聞き取りに佐々木容疑者は「消費者金融の借金を返すため犯行に及んだ」と話しているということです。

警察は余罪についても調べています。

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