命名権が決まった一方、5年間での黒字化は困難とした札幌ドーム。収支改善のために秋元・札幌市長は7月23日、施設使用料の減額について補助を検討することを明らかにしました。
「札幌ドームが8月1日からネーミングライツで生まれ変わる。大和ハウス工業に感謝を申し上げたい」(秋元 札幌市長)
札幌ドームはネーミングライツが決まり、8月から新たな愛称が「大和ハウスプレミストドーム」になります。
契約期間は4年間で、関係者によりますと金額は年間約2億5千万円です。
しかし、市は昨年度の赤字額が日本ハムファイターズの移転などの影響で過去最大の約6億5千万円に拡大したことから、想定していた2027年度までの5年間トータルでの黒字化は困難としました。
収支改善のため、秋元市長は23日、1日847万円としている施設使用料の減額について、市が補助することを検討すると述べました。
「ドーム会社が収益が厳しいので(減額する)余力がなくなってくるので市が(補助などを)どう考えるのか議論したい」(秋元 札幌市長)
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