熊本県内の神社でカメラが捉えたのは、お参りに来た参拝客かと思いきや、さい銭箱を壊し金を盗み取っていく罰当たりな男の姿でした。

7月20日、真夜中の神社に現れた男。
さい銭箱に金を入れ、手を合わせると、突然、後ろを振り向きます。

男はさい銭箱をのぞき込むようにじろりと確認するとその場を離れますが、なぜかもう一度さい銭箱に金を入れ、お参りを始めたのです。

不可解な行動を見せた男は帰っていったかと思われましたが、何と数分後、再び神社に現れたのです。

男は一直線にさい銭箱へと向かうと、抱え込むように覆いかぶさります。

すると、敷地内に何かが外れるような高い音が響き渡りました。

この時、男の手にはドライバーのようなものが握られていて、さい銭箱に設置されていた鍵を破壊していたのです。

さらに、人の気配を感じたのか、盗みの途中で拝むふりをするなど参拝客を装う様子も。

男は、さい銭箱から盗み取った金約1000円を袋に詰めると、何食わぬ様子で帰っていきました。

罰当たりな男の行動に、船場菅原神社 総代・冨重貞さんは「照明もある中で特定できることを分かってやるっていうのは、相当大胆だし悪質ですよね。あきれて物が言えないという感じ。間違いなく罰が当たりますよ。罰が当たるよね、この人は」と話しました。

神社側は被害届を提出していて、警察は捜査を進めています。

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