秋田県内は断続的に雨が降り、各地で記録的な雨の量を記録しています。河川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、1人の行方が分からなくなっています。

3つの河川が氾濫し浸水などの被害が確認されている秋田・由利本荘市から、秋田テレビ・竹島知郁アナウンサーがお伝えします。

氾濫した石沢川が近くを流れる、東由利舘合地区。水路にかかる橋には、大きな丸太や流木が今も残されたままです。正面に見える住宅は、一階部分が完全に水没してしまい、今も住民が片付け作業に追われています。この家につながる道路は崩落し、寸断してしまっています。

また、町の観光施設に温泉を送るパイプも破損しています。そのため、観光資源にも大きなダメージがありそうです。

24頭の牛を肥育している家には、すっぽりと空いたスペースがあります。
そこにはエサとなる牧草が積んでありましたが、雨で全て流されてしまい、経済的なダメージも非常に大きなものになるということで、家の人も肩を落としていました。

──まだ復旧というわけにはいかない状況？
まだ大半の人がぬれた家具を外に出すだけといった状況で、これから乾燥・消毒などの作業もあるため、まだまだ時間がかかりそうです。

また、秋田県内は雨の予報も出ているため、これからの雨が心配だという声が多く上がっていました。

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