「名義貸しは犯罪」。愛媛県新居浜市の高齢女性が悔悟福祉業者を名乗る男から電話でウソを言われ、現金200万円をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件として捜査していると7月26日に発表しました。

被害を受けたのは新居浜市内に住む70代の女性です。

警察によりますと女性は自宅で7月12日、悔悟福祉業者を名乗る男から電話を受け、「新しい老人施設に入る権利がある。譲ってほしい」とウソをもちかけられ承諾。その後に「名義貸しは犯罪」などと言われ19日、対処を口実に現金200万円を宅配便で指定された住所に送りだまし取られました。

警察は特殊詐欺事件として捜査。「高齢者福祉施設の入居権があり譲ってほしい」などの電話は詐欺の手口と注意を呼びかけています。

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