26日起きた熊本市電の脱線事故で市交通局は、28日会見を開き事故車両の車輪とレールの一部に摩耗がみられ、複合的な要因が重なったと原因を明らかにしました。
この事故は26日午前11時すぎ田崎橋停留所から二本木口停留所に走行していた
熊本市電の車両が脱線したもので、復旧作業が続けられていました。
28日の会見で、市交通局は事故車両の車輪を確認したところ脱線を防ぐための
車輪とレールの一部に摩耗が見られたことを、明らかにしました。
レールと車輪の摩耗は基準値内だったものの市交通局は車輪の形状測定の検査を
これまでの半年に1回から3か月に1回にするなど検討しています。
また、今回の事故を受け進行方向を切り替える分岐ポイントの前では一度停まり、
5キロで走行するように運用を変えるということです。
市交通局は28日までにレールの補修を行い安全性を確認。
運休していた区間について30日の始発から、運行を再開するということです。
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