29日の日本列島は広い範囲で高気圧に覆われ、関東甲信や東海地方を中心に猛烈な暑さが予想される。甲府市や埼玉県熊谷市の予想最高気温は40度。気象庁は不要不急の外出を避け、熱中症に警戒するよう求めている。

29日の予想最高気温は、さいたま市や京都市で39度、東京都心や宇都宮市で38度となっている。三重県桑名市や群馬県伊勢崎市は午前9時までに35度以上の「猛暑日」を観測した。

気象庁と環境省は38都府県に「熱中症警戒アラート」を発表し、こまめな水分・塩分の補給や適切な冷房の使用を呼びかけている。

総務省消防庁によると、熱中症で15〜21日の1週間に全国で9078人が救急搬送され、6人の死亡が確認された。救急搬送は21日までの累計で3万4547人で、昨年同時期に比べ3045人多い。

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