28日夜に出雲市斐川町で火事があり、民家1棟が全焼、この家の高齢男性が軽いやけどをしました。

暗闇の中、緊急車両などのライトに照らし出された白い煙と火の粉が空に向かって大きく立ちのぼっています。

火事があったのは、出雲市斐川町三分市の農業・北脇恒一郎さん(89)の住宅で、28日午後8時頃、北脇さんが自宅から炎が上がっているのに気づき、家族が消防に通報しました。
火は約4時間後の29日午前0時30分に消し止められましたが、木造瓦葺き一部2階建ての住宅1棟が全焼しました。
北脇さんは4人家族で、出火当時は3人がいましたが、このうち最初に火事に気づいた北脇さんが煙を吸って病院に救急搬送されました。軽傷だということです。

火事現場の周辺は、農家などが点在する田園地帯で、ほかの住宅などへの類焼はない模様です。警察と消防では、29日朝から現場の実況見分を行っていて、火事の原因など詳しい調べを続けています。

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