母親(86)の遺体を自宅に放置し、死体遺棄の疑いで逮捕・起訴されていた広島市に住む男(50)が母親の年金を不正受給していたとして再逮捕されました。

警察によりますと、広島市安佐南区西原の会社員、品本和吉容疑者(50)は今年1月から4月までの間、自宅に母親のヒロミさんの遺体を放置した死体遺棄の疑いで逮捕・起訴されていました。

品本容疑者は、29日、母親が死亡したにも関わらず必要な届け出をせず、母親の年金を不正に受給した詐欺の疑いで再逮捕されました。

品本容疑者は今年6月、母親の5月分の年金である現金7671円を品本容疑者が管理する母親名義の口座に振り込ませだまし取った疑いが持たれています。

調べに対し、品本容疑者は容疑を認め、「お金がなかった」と供述しているということです。
品本容疑者は母親と2人暮らしをしていたとみられ、警察は動機や余罪を調べています。

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