2024年上半期に警察が把握した殺人や強盗などの重要犯罪は6810件に上り、前の年の同じ時期と比べて約30%増えたことがわかりました。

警察庁によりますと2024年1月から6月までの刑法犯の認知件数は35万350件で、前の年の同じ時期よりおよそ5%増え、2年連続で増加しました。

特に、殺人や不同意性交等、強盗などの重要犯罪は約30%も増えて、6810件にのぼっています。

重要犯罪の内訳では、不同意わいせつが最も多く、殺人も478件で前の年より45件増えました。

警察庁は、「強制性交罪を不同意性交罪に改め、性犯罪の規定が改定されことで、被害申告がしやすくなったことも要因ではないか」と分析しています。

また、窃盗や詐欺事件も増加傾向にあり、特にSNS型投資・ロマンス詐欺が増えているということです。

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