北海道小樽市で小学生の男の子がごみ収集車にはねられ死亡した事故から1週間。

 運転手の男性は「交差点を5キロから10キロで走っていたが気付かず巻き込んでしまった」などと話していることが分かりました。


■児童死亡の巻き込み事故から1週間

 小樽市新富町の交差点で夏休み初日の7月23日、横断歩道を歩いていた小学2年の浜尚志くん(7)が左折してきたごみ収集車にはねられ死亡しました。

 「献花台にはいくつもの飲み物や花束が手向けられています」(斉藤健太 記者)

 事故から7月30日で1週間。


 関係者によりますとごみ収集車の運転手の男性は「交差点を5キロから10キロで走っていたが気付かず巻き込んでしまった」などと話していることが分かりました。

 今回のように大型車両が曲がる際、歩行者や自転車に接触する「巻き込み事故」は後を絶ちません。


■相次ぐ大型車による左折時の巻き込み事故

 7月22日には札幌市厚別区の横断歩道で、女性が左折してきた空港連絡バスにはねられ重傷を負いました。

 7月23日にも札幌市中央区で自転車の女性が左折してきた観光バスにはねられケガをしました。


■巻き込み事故を防ぐには…

 なぜこういった事故が相次ぐのでしょうか。

 「青信号が一つの盲点になっていて運転手は自分が青だから曲がろうとするが、歩行者も青信号なんです」(交通事故鑑定人 渋沢 敬造さん)

 巻き込み事故を防ぐためにできることとは…

 「バックミラーを過信せず直接窓越しに後ろを確認するような配慮をしてほしい」(交通事故鑑定人 渋沢 敬造さん)

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