北アルプス燕岳で登山をしていた66歳の女性が疲労により行動不能となり、警察に救助されました。
救助されたのは、東京都中野区の会社員の女性(66)です。
女性は30日昼ごろ、3人パーティーで中房登山口から入山し、燕岳の山頂を目指していましたが、時間が遅くなったことなどから途中で引き返していたところ、「第三ベンチ」付近(標高約2100m)で疲労により行動不能になったということです。
午後4時前に同行者が救助を要請し、警察の隊員が午後7時半過ぎに付き添いながら下山して救助しました。
女性は疲労しているものの、けがはなさそうだということです。
県内の山岳では今月だけで遭難者が60人以上に上っており、警察は体力と経験に見合った登山を心がけ、入念な計画・準備をするよう呼びかけています。
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