30日、公設秘書給与詐取の疑いで東京地検特捜部が強制捜査に乗り出すことになったのは、“赤ベンツ不倫”で話題になった自民党の広瀬めぐみ参院議員(58)だ。
立て続けに起こるスキャンダルについて、広瀬議員が所属する岩手県の自民党県議は「支持者回り(説明とおわび)をしたばかりだった。残念で、がっかりだ」と語った。
広瀬めぐみ参院議員に今度は公設秘書給与詐取の疑い
30日、東京地検特捜部による捜査のメスが入ったのは、自民党の広瀬めぐみ参院議員(58)の自宅や事務所だ。
この記事の画像(22枚)記者が「何があったんですか、広瀬議員。説明お願いします」と尋ねると、「またしっかりと説明させていただきます…」と答え、報道陣を避けるように足早に自宅の中へ入っていった。
広瀬議員は、2022年から2023年にかけて、公設秘書として届け出ていた女性の勤務実態がないにもかかわらず、国から支給されていた給料数百万円をだまし取った疑いが持たれている。
広瀬議員は、2023年の参院選で岩手選挙区から出馬し初当選。弁護士の資格を持ち、夫と2人の子どもがいる。
しかし2024年3月、週刊誌により不倫疑惑が発覚した。当時、広瀬議員は…。
広瀬めぐみ議員(58):
夫を裏切ることになり、子どもたちにつらい思いをさせて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
赤いベンツを広瀬議員が運転し、56歳のカナダ人男性と東京・歌舞伎町のラブホテルに宿泊。
“赤ベンツ不倫”と報じられたのだ。
広瀬めぐみ議員(58):
相手の方との関係は、報道されている通り事実です。本当に、誠に申し訳ございませんでした。申し訳ございませんでした…。
さらに、週刊誌では「幽霊公設秘書疑惑」とも報じられたが、自身の公式ウェブサイトで「事実無根である」と完全に否定していた。
そんな中、30日に詐欺の疑いで東京地検特捜部が、広瀬議員に強制捜査に乗り出すことになった。
立て続けに起こるスキャンダルについて、岩手県の自民党県議は「昨日も(不倫など)一連の問題で広瀬議員に同行し、支持者回り(説明とおわび)をしたばかりだった。残念でがっかりだ」と話した。
その後、広瀬議員は30日、秘書給与詐取疑惑に関して東京地検特捜部の強制捜査を受けたことを踏まえ、自民党に対し離党届を提出した。
ただちに党紀委員会で審査のうえ、広瀬議員の離党を了承し、離党届は受理された。
(「イット!」7月30日放送より)
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