気象庁は2日、東北北部が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より5日、昨年より11日遅い。梅雨のない北海道を除く全国で梅雨明けとなった。8月も全国的に気温が高い予報で、1日に梅雨明けした南部と合わせ、東北も夏の暑さが本格化しそうだ。
気象庁によると、東北北部は向こう1週間、高気圧に覆われて晴れる日が多くなる見込み。
今年は太平洋高気圧の北への張り出しが遅く梅雨前線が北上しなかったため、全国的に平年より遅い梅雨入りだった。
東北北部も平年より8日遅く6月23日ごろに梅雨入り。7月下旬には前線がかかって日本海側を中心に記録的な大雨となり、梅雨期間の雨量は青森市、秋田市、盛岡市のいずれも平年を上回った。
気象庁は毎年9月に天候の経過を精査して梅雨入りと梅雨明けの日付を確定させる。現時点では速報値で、梅雨の期間が変わる可能性もある。〔共同〕
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