総務省は12日、2023年10月1日時点の人口推計を発表し、1年間で日本人が83万7000人減少したことがわかった。

人口推計によると、2023年10月1日時点の総人口(国内滞在期間が3カ月を超える外国人を含む)は1億2435万2000人で、前の年に比べて59万5000人(-0.48%)減少した。減少は13年連続。

また日本人の人口は、1億2119万3000人で、前の年に比べて83万7000人(-0.69%)減少した。減少は12年連続で、年々減少幅が拡大している。
83万7000人という日本人の減少幅は、政令指定都市である大阪・堺市の人口約82万人と同等だ。

また15歳未満の人口は1417万3000人で、前の年に比べて32万9000人の減少となり、割合は0.2ポイント低下の11.4%で過去最低となった。

一方、65歳以上の人口は3622万7000人で、前の年に比べ9000人の減少となったが、割合は0.1ポイント上昇の29.1%で過去最高。

さらに、75歳以上の人口は2007万8000人で、前の年に比べて71万3000人の増加となり、初めて2000万人を超えた。割合は0.6ポイント上昇の16.1%で過去最高となっている。

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