北海道釧路市の歩道上でタクシー運転手のネクタイを引っ張り揺さぶったとして、隣の釧路町に住む自称・会社員の男（28）が暴行の現行犯で逮捕されました。
男は8月2日午後11時30分ごろ、釧路市栄町３丁目の歩道上で、タクシー運転手の男性（72）のネクタイを引っ張りました。
男は近くの繁華街で飲んでいて、泥酔状態となり、連れの男性に抱えられながらタクシーに乗車。自宅に向かおうとしましたが、後部座席で寝てしまい、心配したタクシー運転手が停車して男性をタクシーから降ろしました。
その後、男がネクタイを引っ張って男性の体を揺さぶったことから、運転手から助けを求められたとみられるタクシー会社が「酔っぱらいの客が運転手のネクタイを引っ張っている」と110番通報しました。
警察官が到着したときも、男はネクタイを引っ張っていて、その場で逮捕しました。少なくとも通報時から6分間は引っ張り続けていたとみられます。
調べに男は「あいつムカつく（運転手が）生意気な口調だったので引っ張った。何が悪いのよ」などと話しています。
警察が詳しい事件の経緯を調べています。
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