長崎平和推進協会が、長崎市川口町の長崎電気軌道・原爆資料館電停に、2025年の被爆80年に向け「長崎を最後の被爆地に」と記した看板を設置している。原爆死没者名簿の筆耕を毎年担当している書道講師の森田孝子さん(76)=同市=が揮毫(きごう)した。
看板は縦90センチ、横155・5センチ。被爆2世の森田さんが「より思いが伝わるように」と柔らかい味わいが出せる羊毛の筆で書いた。
看板は25年3月までの設置予定。森田さんは「『原爆は長崎でおしまいにする』という被爆地の思いを多くの人に感じてもらいたい」と話した。【尾形有菜】
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