8月4日午後4時頃、新潟県上越市の海水浴場で長野県長野市の男子中学生（13）と女子児童（9）の兄妹が高波にさらわれ、沖に流されました。さらに助けようとした上越市の男性（19）も溺れました。3人とも救助され命に別条はないということです。
4日午後4時頃、上越市の「なおえつ海水浴場」で、両親と海水浴に来ていた長野市の13歳の男子中学生と9歳の女子児童の兄妹が高波にさらわれ沖に流されました。
上越海上保安署によりますと「助けて」という声を聞いた上越市の19歳の男性会社員が救助に向かいましたが、2人に抱きつかれ、3人とも溺れました。
その後、兄妹は波で押し戻されたため父親が救助。男性会社員も近くにいた水上オートバイに救助されました。3人とも命に別条はないということです。
上越海上保安署によりますと兄妹は浮き輪を着けておらず、遊泳区域外で、高波にさらわれたということです。
遊泳区域外は消波ブロックが無いため波が高くなりやすい場所です。当時も波の高さが1,5メートルとやや高い状況だったということです。上越海上保安署は、子どもから目を離さないよう注意することなどを呼びかけています。
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