広島は8月6日、原爆投下から79年を迎えました。

平和公園では、夜明け前から多くの人が原爆慰霊碑を訪れ、静かに祈りをささげました。

祖父が被爆したという女性は「8月6日の8時15分というものは、世界に知らせていかないといけない、平和を伝えていかないといけないなと思っています」と話します。

午前8時から始まった平和記念式典は、世界109カ国の代表など約5万人が参列しました。

原爆死没者名簿には、新たに5079人の名前が記され、亡くなった被爆者は34万4306人となりました。

松井一実広島市長:
(日本政府には)来年3月に開催される核兵器禁止条約の第3回締約国会議に、オブザーバー参加し、一刻も早く締約国となっていただきたい。

依然、世界が核の脅威にさらされる中、広島は深い祈りに包まれます。

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