7日午後、大阪市中央区で、高級ブランド品の販売店で店員の男性が男に刃物で刺され、商品を奪われました。男は午後3時45分現在も逃走しています。

大阪・ミナミの心斎橋筋商店街から、関西テレビ・高橋玄太郎記者が中継でお伝えします。

被害に遭った店の付近には今も規制線が張られていて、鑑識とみられる警察官が中で作業をしています。

インバウンド客や夏休みで人通りが多い大阪・ミナミの中でも、心斎橋筋商店街は連日、人々が行き交う場所です。そのようなにぎわいの中で事件は起きました。

午後1時半過ぎ、心斎橋筋商店街のブランド品店の店員から「同僚が刺された」と消防に通報がありました。

警察によると、客を装った外国人風の男が店内で女性店員を刃物で脅し、時計を奪い取って逃走を図り、それに立ちふさがった30代の男性店員の腹部を刺したということです。
男性は現在、意識不明だということです。

刺した男は徒歩で逃走し、警察によると奪われた時計は6280万円だということです。

警察は強盗殺人未遂事件として、逃げた男の行方などを捜査しています。

現場を目撃した人などによると、男はスキンヘッドで身長170~175cmほど。
がっちりした体格で、サングラスと白マスク、白いTシャツと白っぽい半ズボンを着て、右手に包丁のような刃物を持って現場から逃げて行ったということです。

また事件後、現場に居合わせた観光客の外国人医師らが男性の介抱に当たり、救急搬送される時、意識はもうろうとしていたということです。

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